簡単に理解できる、偏光サングラス普通のサングラスの違い!
偏光サングラスは直射日光の眩しさを軽減して視界も良くする。

偏光サングラスの人気は年々高まっている。
そのほとんどが口コミによるもので、偏光サングラスの認知度はたった10%ほどだからだ。
あまり偏光レンズの機能が理解されていなので、その視界の感動は大きく口コミも広がる。
しかし、偏光機能の理解度が10%ほどなのでここで改めて違いを説明したい。

「偏光サングラスは視界を良くして、普通のサングラスは視界が悪くなる?」

極端な表現ではありますが、概ね正解です。
私たちが一般に眩しいと表現する光りは、直射日光による強烈な光です。
普通のサングラスは、レンズ濃度でこの直接的な光を軽減させるアイテムです。

普通レンズはレンズを濃くすれば濃くするほど、直接的な光による眩しさを軽減できます。
しかし、視界は濃い普通レンズであればあるほど悪化していきます。
私たちの目にする光りは自然光が1倍に対して雑光が7倍で、普通レンズでは見え辛い雑光部分も暗くなります。

偏光レンズなら、この雑光を取り除きながら直射日光も軽減します。

普通のサングラスは見え辛い部分がより見えなくなる

こちらの写真は、普通サングラスをかけた見え方です。
特に対象物がない場合は、視界の悪さが目立ちませんが対象物があると大きく違いが出てきます。
では、少し対象物を用意して偏光サングラスと普通サングラスの視界を比較してみます。

この写真では、川の流れの視界を裸眼・普通サングラス・偏光サングラスで比較をしています。
また、真ん中と右側のレンズ濃さは同じで偏光機能があるか無いかの違いで視界が激変します。
やはり、裸眼では照り返しが眩しいですが普通サングラスと偏光サングラスは眩しさが軽減しています。

眩しさでの問題でいうと、真ん中と右側は光がカットされていますが普通サングラスは視界が悪くなっています。
普通サングラスの視界は、雑光部分の見え辛い箇所が更に暗くなりより見えなくなります。
こちらの実験では裸眼写真と比べるとわかるとおり、薄いレンズにて比較しています。

2つとも同じ可視光線透過率で、レンズを濃くしてみると一目瞭然です。
普通サングラスは、雑光部分が更に暗くなり視界が悪くなっています。
一方、偏光サングラスでは雑光がカットされ視界が綺麗に偏光されています。

この実験でもわかるように、普通サングラスは直射日光は軽減できても視界が悪化します。
つまり、安全面に関わる車の運転などにはあまり普通のサングラスは適していません。
車の運転や、スポーツレジャーなどは良い視界が確保できる偏光サングラスがおすすめです。

まとめ

  • 普通のサングラスは視界が悪くなる
  • 偏光サングラスは視界を良くして眩しさも軽減
  • 自動車の運転に普通のサングラスは適していない
  • 車の運転やスポーツレジャーは偏光サングラスが良い