不必要の光が、視界から消えて良い視界に!
誰でも快適に感じる偏光レンズの力。
サングラスは、ただレンズの色で眩しさを抑えるものと認識している人が多い。
確かに間違いではないが、更に特殊な機能を持った偏光レンズが存在することを忘れがちである。
では、偏光レンズとはどういった種類があるのでろうか。
「偏光レンズって、私生活に便利すぎる!偏光レンズにもバリエーションはあるの?」
初めて偏光レンズを体感された方は、そのマジックのような視界の変化に驚くことも少なくない。
さらに使用シーンによって、偏光レンズ素材を選ぶことによりそれぞれの強みを便利な日常へ反映できる。
偏光レンズの視界は、日常をより楽しいものにしてくれる。
偏光グラスの特徴や機能性は理解しているけど、偏光レンズの素材特徴まで熟知できていないという方も多いでしょう。
偏光サングラス特性を理解している前提で、偏光レンズの素材についてご説明させていただきます。
>>>「偏光ってなに?」と感じた方は「偏光サングラスとは?すぐ分かる原理と仕組み」をご覧ください。
偏光レンズの代表的な素材は、大きく3つあります。
1つめの素材は、プラスチックレンズ。
2つめの素材は、ポリカーボネートレンズ。
3つめの素材は、ガラスレンズです。
偏光レンズは、その利便性からスポーツやアウトドア面で年々需要が高まっております。
偏光サングラスの認知は高まる一方、偏光レンズに複数の素材があることはあまり認知されておりません。
それでは、その偏光レンズの素材について詳しくご紹介していきます。
偏光レンズ素材の説明
プラスチック偏光レンズの特徴は、衝撃耐久度の高さと軽さです。
ガラスに比べて軽量なのでアクティブなシーンや日常に利便性があります。
近年では比較的レンズの歪みも小さくなり、特に歪みが気になるという事が少ないです。
ポリカーボネート偏光レンズは、何といっても抜群の耐衝撃性があり強度面はピカイチです。
中には、ショットガンでも貫通しない鉄壁のスペックをもったポリカーボネートレンズも存在します。
衝撃が予想されるシーンでの利用におすすめです。
注意点として、ポリカーボネート偏光レンズは2通りの製造方法があります。
製法により、同じポリカーボネートレンズでも異なった見え方になる場合もあります。
釣りユーザーの間では「酔うレンズ」と認識されている一面もあります。
最後にガラス偏光レンズの特等は、歪みのないレンズであり傷や熱にも比較的強い点があります。
重さと耐久度を除けば、熱環境に強いため保管に気をかける心配があまりありません。
つまり、レンズの劣化スピードが遅いためプラスチックレンズとポリカーボネートレンズに比べ寿命が長いです。
以上3つの特徴を説明しましたところで、使用シーンを考えてみたいと思います。
使用シーン別の偏光レンズの選び方
視界という面においては、どれも偏光機能そのものは大差ありません。
驚きの事実ですが、高価なレンズでも安価なレンズでも「偏光度」はあまり変わりません。
重要なところは自分自身がどういった状況や環境で、偏光サングラスを必要とするかによります。
例えば、気軽に日常的に使用したい場合はプラスチック偏光レンズがおすすめです。
プラスチック偏光レンズは多少歪みが見受けられるものの高偏光度で、一日中偏光サングラスが必要でない場合に向いています。
近年では、短時間での使用では歪みがあまり分からないほどに技術が向上しております。
また、短時間かつ激しい衝撃がともなう環境だとポリカーボネート偏光レンズがおすすめです。
ポリカードネートは歪みがやや気になる場合がありますが、とても丈夫です。
ハードなシーンで使用する場合はレンズ破損のしにくい偏光サングラスが理想です。
そして、あまり動かず長時間の使用という場合にはガラス偏光レンズがおすすめです。
ガラス偏光レンズは重量があり耐久性が低いものの、歪みがないので丸一日の使用ができます。
長時間使用しても、目の疲れが発生しない点がガラス偏光サングラスの強みです。
度付き加工について
偏光レンズを度付きにしたい場合はポリカーボネートレンズ以外のものを選ぶことを意識してください。
製法の関係で、ポリカーボネートレンズには度付き加工ができないという割合が多いです。
知らずに選ぶと度付き加工の際に、また新たな偏光レンズへと交換する必要が出てきます。
使用例は、一例となっておりますので更に踏み込んだ使用シーンで様々な選び方があります。
ところで自分が持っているサングラスがはどんなレンズなのか、偏光レンズの見分け方を知りたい人もいらっしゃると思います。
普通のレンズなのか、それとも偏光レンズなのか、簡単に確認する方法もあります。
>>>>詳しい説明は、「偏光サングラスの見分け方!たったの2秒で調べる方法」をご覧ください。
まとめ
- 偏光レンズとは不必要な光をカットするレンズ
- 偏光レンズの視界は日常が楽しくなる
- プラスチック偏光レンズは衝撃に強くて軽量
- ポリカーボネート偏光レンズは耐衝撃性がピカイチ
- ガラス偏光レンズは傷や熱に強い